5/16、Marca報道。
ジダンが先日のセビージャ戦前に、チームミーティングで退任の意向を選手たちに伝えたと報じられています。
またそれに加え、Marcaではジダンの後任候補についても触れています。
ジダンは今季終了後にクラブを退団する意向であることを選手たちに話したと、Onda Ceroのフェルナンド・ブルゴス氏が伝えている。
チャンピオンズリーグのチェルシー戦を終え、セビージャとの試合前夜にチームミーティングが行われた。
そこでジダンは自身の意志を伝えたという。
ジダンはこれまでマドリーで11個のタイトルを獲得、もし今季リーガを逆転優勝できれば12個目のタイトルを獲得することになる。
この記録を上回るのはタイトル14個を獲得したミゲル・ムニョスのみ。
またジダンの退任が決まった場合、クラブは後任監督を探す必要がある。
クラブは現在カスティージャを率いるラウールが後任として最適であると考えている。
他の候補にはアッレグリ、可能性は低いがレーヴの名前が挙がっている。
しかしあくまでも最有力候補はラウールである。
チェルシー戦での敗北以降、ジダンの退任に関する報道はちらほら出いましたが、かなり現実的なものになってきましたね。
基本的には退団する方向で間違いなさそうです。
チェルシー相手の2試合の失策はジダンの責任ですが、それでもジダンでなければCLベスト4も難しかったと思います。
崩壊していた18-19シーズンの途中から就任してチームを立て直し、19-20にリーガタイトル奪還。今季も離脱者続出の中リーガを最後まで争い、CLで再びベスト4まで引き上げてくれた功績は大きい。
他の監督だったら暗黒期に突入するシナリオも考えられたので。
ジダン一時政権のときもそうでしたが、彼は自分の意志を曲げることはないと思うので、本人の退任の意向を尊重するしかないですね。
後任としては個人的には、アッレグリを期待したいです。
純粋にアッレグリのマドリーを見てみたいというのと、ラウールはもう少し慎重に扱ってほしい。
カスティージャの監督からトップチームを初めて率いて成功できたジダンは特殊中の特殊。
その存在だけでクラブやファンに希望を与えることが出来る数少ないレジェンドなので、ラウールマドリー誕生のタイミングは慎重に選んでほしいなと。
今夏選手の移籍市場だけでなく、監督人事の動向にも注目です。