現在改修しているレアル・マドリードのホームスタジアム、サンティアゴ・ベルナベウの驚きの構想をスペイン紙「Marca」が報じています。
新たなサンティアゴ・ベルナベウはピッチが取り外し可能
2022年にも完成を目指しているという新ベルナベウは、ピッチを取り外して収納可能なスタジアムにするというプロジェクトが進められています。
ピッチを取り外すことによって、スタジアムをサッカー以外のイベント、特にコンサートなどにも使用できる多目的なスタジアムにするというのです。
イベント開催はピッチの芝生に負担をかける懸念があるため、通常シーズンオフ中のみ開催されるとのことですが、今回の取り外し可能なピッチを導入することで、シーズン中にも芝生に負担をかけることなくイベント開催ができると見込まれています。
またこのシステムを導入することにより、芝生を良い状態に長く保つことができるため、長期的なメンテナンスコストも安く抑えられるようです。
このピッチ取り外し可能な方式は、トッテナムやシャルケのホームスタジアムでもすでに採用されているようです。
トッテナム・ホットスパースタジアム
昨年から新たにトッテナムのホームスタジアムとして使われている「トッテナム・ホットスパースタジアム」。
サッカーのピッチを収納することにより、NFLのスタジアムに形を変えることができるようになっています。
フェルティンス・アレーナ
シャルケのホームスタジアムの「フェルティンス・アレーナ」。
こちらもピッチが可動式となっています。
改修中のサンティアゴ・ベルナベウにおいては果たしてどのようは方式でピッチを取り外しするのでしょうか。
現状の計画では2022年中を目標としている新ベルナベウの完成が待ち遠しいところです。