メンバー一覧
※年齢は2021/8/31時点
背番号 | 選手名 | 国籍 | 年齢 |
GK | |||
1 | ティボー・クルトワ | 29 | |
13 | アンドリー・ルニン | 22 | |
DF | |||
2 | ダニエル・カルバハル | 29 | |
3 | エデル・ミリトン | 23 | |
4 | ダビド・アラバ | 29 | |
5 | ヘスス・バジェホ | 24 | |
6 | ナチョ・フェルナンデス | 31 | |
12 | マルセロ | 33 | |
23 | フェルランド・メンディ | 26 | |
35 | ミゲル・グティエレス | 20 | |
MF | |||
8 | トニ・クロース | 31 | |
10 | ルカ・モドリッチ | 35 | |
14 | カゼミロ | 29 | |
15 | フェデリコ・バルベルデ | 23 | |
17 | ルーカス・バスケス | 30 | |
19 | ダニ・セバージョス | 25 | |
22 | イスコ | 29 | |
25 | エドゥアルド・カマヴィンガ | 18 | |
27 | アントニオ・ブランコ | 21 | |
FW | |||
7 | エデン・アザール | 30 | |
9 | カリム・ベンゼマ | 33 | |
11 | マルコ・アセンシオ | 25 | |
16 | ルカ・ヨビッチ | 23 | |
18 | ガレス・ベイル | 32 | |
20 | ヴィニシウスJr. | 21 | |
21 | ロドリゴ・ゴエス | 20 | |
24 | マリアーノ・ディアス | 28 | |
備考 | |||
スタメンとフォーメーション
基本布陣
監督:アンチェロッティ 4-3-3
2021-22シーズンの基本スタメン。
守備陣
GKはクルトワが圧倒的守護神。ルニンはほぼ出番なく。
守備ラインはメンディ、アラバ、ミリトン、カルバハルがファーストチョイス。
昨季CBでスタメンを掴んでいたナチョは控えになったものの、最終ライン欠場者の穴は必ず彼が埋め、バックアッパーの中でも重要な存在に。
バスケスはMF登録だが、基本的にはカルバハルのバックアップ。度々離脱したカルバハルの穴を埋めた。
序盤戦メンディとマルセロが負傷離脱により下部チームのミゲルが出場機会を得るもアピールできず、今季トップチームで生き残ることはできなかった。
シーズン通して戦力外だったバジェホは、終盤戦の数試合では悪くないパフォーマンスを披露。とはいえ来季も構想外が既定路線だろう。
中盤
中盤はカゼミロ、クロース、モドリッチが相変わらず不動のスタメン。
8月~9月はクロースの離脱もありバルベルデが中心選手の一人として起用されるも、10月以降はベテラン3選手に回帰。
シーズン後半バルベルデは右WGでスターターの座を掴み、中盤起用はベテラン3選手の欠場時のみとなった。
期待の新加入選手であるカマヴィンガはシーズン前半はあまり出場機会を掴めなかったものの、CL決勝トーナメントに入ってからは途中出場で流れを変えることができる貴重な戦力に。アンカーもしくはIHで起用され、シーズンの終わりに向けて評価を上げていったと言える。
シーズン開幕から長期離脱していたセバージョスは、1月から復帰。少ない出場時間ながら期待以上のパフォーマンスを披露したが、来期以降チームに残るかは不明。
イスコは出場時のパフォーマンスは決して悪くはなかったが、ほぼ戦力外に近い。
シーズン前にはトップチーム定着が期待されていたブランコは、2度の途中出場のみで一切戦力にはカウントされなかった。
攻撃陣
前線はベンゼマ、ヴィニシウスがダブルエースで不動の存在。特にヴィニシウスの覚醒は今季前半最大のサプライズ。
一方で右WGの序列はシーズン通して安定することはなく。
基本的にアセンシオとロドリゴのポジション争いであり、2月頃まではアセンシオが若干先行していたものの、3月以降ロドリゴが序列をひっくり返した。特にチェルシー戦2ndレグ以降のロドリゴは目を見張る活躍であった。
ただCL決勝トーナメントでの強豪相手の試合は必ずバルベルデが右WGを務めることに。
PSG戦、チェルシー戦、シティ戦、リヴァプール戦と、押し込まれる展開の多い試合ではアセンシオでもロドリゴでもなく、バルベルデが右WGの最適解となった。
(上記フォーメーション図ではバルベルデを右WGファーストチョイスで表記したものの、CLビッグマッチ限定の起用法という感じもあり、基本布陣と呼ぶには微妙かもしれない。)
アザール、ベイル、ヨビッチ、マリアーノはほぼ戦力外であった。
今季の全スタメン布陣一覧
プレーヤー評
今シーズン各選手の評価を一言コメントしていきます。(管理人の独断と偏見です。)
クルトワ
圧倒的守護神。世界最高のGKの一人で、今季も幾度となくチームを救った。CL決勝でのファインセーブ連発は圧巻だった。
ルニン
今季ほぼ出番はなく公式戦出場は4試合のみ。クルトワと同じチームであることが不運かもしれない。ただシーズン終盤で出場したリーガの試合では高パフォーマンスを披露した。
カルバハル
負傷離脱多かった昨季に続き今季も前半は離脱が多かったが、後半からはほとんど怪我無く。それと共にパフォーマンスを上げて行った。2月、3月のPSG戦などではまだ低調だったものの、徐々に状態を上げていき、CL決勝リヴァプール戦では最高のパフォーマンスを披露。一時期は限界説も感じたが、まだまだワールドクラスであると再認識させられた。
ミリトン
今季不動のCBの地位を確立した。昨季はラモスとヴァランが負傷離脱を受け、4月から相方のナチョと共に素晴らしいパフォーマンスを披露。その勢いのまま今季を迎え、今度は新加入のアラバを相棒に絶対的なCBコンビとなった。
アラバ
今季からフリーで加入。新加入とは思えないほどチームにすぐにフィットし、クラシコのゴラッソがマドリディスタの心を掴んだのは間違いない。長年不動のCBコンビだったラモスとヴァランの同時退団は正気の沙汰ではないように思えたが、アラバの加入と相方ミリトンの成長が全てを解決してしまった。昨夏の大当たりの補強である。
バジェホ
ほぼ戦力外。シーズン終盤に出場機会を得て、予想外にも上々のパフォーマンスを披露したものの、来季まだ彼の居場所があるかは非常に怪しい。
ナチョ
シーズン通してバックアッパーの立場だったが、それでも彼の存在は重要であった。PSG戦ではメンディの代わりに左SB、チェルシー戦ではミリトンの代わりに右CB、シティ戦ではアラバの代わりに左CBとして出場。守備ラインの欠場者の穴はどこでも彼が埋めることができ、その安心感はとてつもない。
マルセロ
今季がマドリーでのラストシーズン。ラモス退団により今季キャプテンマークは彼に引き継がれた。出場機会は少なくピッチ上での貢献度は高くないが、それでもロッカールームも含めてチームの中心的存在だったことは間違いない。マドリーでのラストシーズンでビッグイヤーを掲げる彼の姿は感動的であった。
メンディ
不動の左SB。攻撃面での物足りなさは否めないが、それを補って余りある守備能力を持っている。来季リュディガーの加入が決まっており、アラバが左SBを務める布陣も考えられるが、アンチェロッティの起用法に注目したいところ。
クロース
鼠蹊部の負傷により離脱したままシーズン入り。10月に復帰すると早速ハイパフォーマンスを披露し、MOMに選ばれた試合も多かった記憶がある。シーズン終盤に若干パフォーマンスが落ちたという声も見られたが、CL決勝のプレーは素晴らしかった。
モドリッチ
相変わらず年齢を感じさせないプレーぶり。PSG戦2ndレグのベンゼマ2点目を生み出した持ち運びとラストパス、チェルシー戦2ndレグのロドリゴへのアウトサイドパスは圧巻。昨々シーズンには一時期バルベルデにポジションを奪われていた時期もあったが、この年齢にして再び中盤の不動の座を築いている。
カゼミロ
シーズン序盤には若干安定しないパフォーマンスが見られたが、今季も変わらず不動のアンカーであった。シティ戦1stレグで不在だったこともあり、2ndレグでは彼の存在の大きさが強く感じられた。来季同じポジションでチュアメニの新加入が決まっており、どのように回していくのか見ものである。
バルベルデ
シーズン序盤クロースの不在もあって中盤でスターターの座を掴んでいたが、中盤ベテラン3選手への回帰によって出番を失った。PSG戦2ndレグをきっかけに右ウイングのファーストチョイスとなり、高いプレー強度でチームに欠かせない存在に。CL決勝での高速クロスは圧巻だった。
バスケス
カルバハル不在時に右SBでプレー。昨シーズン終盤のハイパフォーマンスほどのインパクトはなかったものの、確実にチームを支えた選手の一人。10月のクラシコのゴールなど、試合終盤のカウンター時に低い位置にいても長い距離走ってとどめを刺しに行くシーンがよく見られる。非常に好印象である。
セバージョス
昨夏の東京オリンピックでの負傷により、シーズン前半を丸ごと棒に振った。1月に復帰してから、非常に少ない時間ながらも良いパフォーマンスを披露。レンタルでプレーしていたアーセナルから戻って以降、献身的になった印象である。
イスコ
シーズン通してほとんど戦力外のような扱い。出場した試合では悪くないパフォーマンスだったように思うが、それでもプレー時間は増えることはなく。少し寂しいラストシーズンとなってしまった。
カマヴィンガ
期待の新加入ながらシーズン前半は指揮官からあまり信頼を得られていなかった様子。ただシーズン後半ではCLビッグゲームの途中出場でチームに勢いを与え、確実に評価を上げたと言える。途中投入の1、2番手がロドリゴかカマヴィンガかという感じで、重要な戦力として扱われていた。カゼミロの控えとしてアンカー起用が多かったが、来季チュアメニ加入が決まっているため、IH起用がメインになると思われる。
アザール
今季もまたマドリディスタの期待に応えることは出来ず。マドリー加入から3年が経過してしまった。シーズン中に足首のプレートを取り除く手術を受けるために離脱したが、それをクラブが許可してしまうということは、内部での彼への期待度がどの程度なのかがうかがわれる。CL優勝パレードでは来季の復活をファンの前で約束しており、そろそろ有言実行して欲しいものだ。
ベンゼマ
圧倒的エース。彼無しでは今のマドリーは別物になってしまうくらいピッチ上での存在が大きい。シーズン序盤からゴールを量産していたが、PSG戦とチェルシー戦で連続ハットトリックしたあたりからバロンドール最有力の声が上がるように。最終的にCL優勝を果たし、もはやベンゼマのバロンドールは確定的だろう。
アセンシオ
自身キャリアハイの公式戦12ゴールを記録。今季は持ち味の長い距離のシュートがいくつも決まり、特に2月のグラナダ戦ではチームに勝利をもたらす唯一の得点である芸術的なミドルシュートを決めた。とはいえ彼の座は危い。ビッグゲームではいつも存在感がなく、シーズン終盤には序列でロドリゴに負けてベンチを温めることに。今夏移籍市場で放出が話題になるであろう一人だ。
ヨビッチ
戦力外。印象に残ったのは1G1Aのレアル・ソシエダ戦のみ。シュートへの積極性はなくスコアラーとしての期待感は皆無。ビジャレアル戦終了間際の1対1を決めれば1試合でもヒーローだったのだが…。今夏放出候補の一人である。
ベイル
戦力外。開幕3連戦スタメンも、すぐにフェードアウトしてしまった。デシマとCL3連覇にも貢献したレジェンドながら、イスコ同様に寂しいラストシーズンとなってしまった。
ヴィニシウス
今季最大のサプライズ。課題とされていた決定力が大きく向上し、公式戦22ゴールを記録。アシストも量産し、ベンゼマとの連携は欧州全体で見ても最高のコンビだったと言える。セビージャ戦とシティ戦での重要なゴラッソは彼の歴史に残るものだろう。来季以降もこのレベルのパフォーマンスを期待したい。
ロドリゴ
彼無しではCL優勝は不可能だった。大一番での異常なまでの勝負強さを見せ、彼が後半90分から2ゴールを決めたシティ戦の劇的な逆転劇はクラブの歴史として語り継がれるはずである。チェルシー戦でのチームを救うゴールから4月、5月だけで7G3Aと大活躍。シーズンラストで見せたこのパフォーマンスを来季も続けたい。
マリアーノ
ほぼ戦力外。2018年にマドリー加入してからずっと低調なまま。ここ数年は毎年放出候補にあがるものの、本人が移籍を拒否し続けている。来年もベンチを温める可能性が高そうだ。
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