1/23、AS報道。(要点翻訳)
エンバペ獲得の実現は長い間マドリーにとって疑いようのないものだった。
経済的なダメージからPSGには2億4000万ユーロもの収入損失があり、ネイマールとエンバペの契約更新は困難な状況にもなっている。
しかし金曜に行われた試合後のエンバペの発言により状況は変わりつつある。
エンバペが語ったことは合理的であり、非常に誠実な口調であった。
「僕たちはPSGと今後のプロジェクトについて話をしている。もし契約更新することになれば、それはPSGに長期的にとどまるということだ。」
「僕はいつもクラブに感謝しているよ。しかし自分が今後数年間で何をしたいのか、どこに行きたいのかを考えているんだ。早めに決定する必要があるけど、まさに考えている最中なんだ。すでに結論が出ていたら今日答えを言っているよ(笑)」
この発言は、本当に自分を獲得したいのであれば早くアクションを起こさなければいけないというマドリーに対する深刻なメッセージでもある。
最新の情報によるとエンバペはパリで年俸2100万ユーロを受け取り、ネイマールに匹敵する2400万ユーロという契約延長オファーを受けている。
マドリーがそのサラリーを支払うことは不可能だろう。
ASがエンバペの父親に近い情報源から得た情報によると、選手側はPSGが提示する額よりも低い年俸でマドリーとの契約を受け入れる準備があった。
そしてまた彼は給料よりも大きなタイトル獲得を熱望しているが、PSGではそれが難しいと考えており、それがマドリー移籍の動機でもあった。
しかし状況は変わりつつある。
エンバペは勝利を手にできるチーム作りができていないマドリーのプロジェクトを疑い始めているというのだ。
自身のアイドルであるジダンも来年にはいないかもしれない。
それでもマドリーは来夏のエンバペ獲得の実現に前向きであり、計画はゆるぎないままであるという。
そしてエンバペもまた自身の去就問題の解決を望んでいる。