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ベンゼマが「おにぎり」や「最高のベンゼマ」「猫」と呼ばれる理由は?

image@instagram.com/karimbenzema

レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマについて、ネット上では「おにぎり」「最高のベンゼマ」「猫」などと呼ばれています。

最高のベンゼマは「誉め言葉かな」という感じがしますが、おにぎりや猫は「ん!?」って感じですよね。

それぞれ由来がありますので解説していきたいと思います。

「おにぎり」の由来は?

Twitterを見ているとベンゼマのことを「おにぎり」と呼んでいる投稿をよく見かけます。

 

「おにぎり」と呼ばれるようになった理由は、過去にウィキペディアでベンゼマのページの画像がおにぎりの画像になっていたことがあるためです。

ウィキペディアは誰でも編集することができるため、誰かがイタズラでおにぎりの画像に変えたのでしょう。

イタズラした人の意図はわかりませんが、”おにぎり顔”と言われればそのようにも見えてしまいますが。。

さらに転じて、調子が良い時は「具入りおにぎり」「高級おにぎり」、調子が悪い時は「具無しおにぎり」などとアレンジして使われているようです。笑

更にはベンゼマ、アセンシオの活躍で「塩おにぎり」とハイレベルな応用も。

なお、ウィキペディアのイタズラは日本だけだったため、「おにぎり」という愛称は日本限定のようです!

海外向けに「onigiri」「rice ball」などと投稿すると、おかしな人だと思われてしまうのでやめた方が良いでしょう。

「最高のベンゼマ」の由来は?

「おにぎり」同様に、「最高のベンゼマ」という投稿も多く見かけます。

理由は、加入2年目となる2010-11シーズンにインタビューで、

「ファンに最高のベンゼマを披露すると約束する。今年こそ僕の年になるだろう。多くのゴールを挙げたい。」

と発言したためです。

この「最高のベンゼマを約束する」というフレーズが聞く人の印象に残り、その後も「最高のベンゼマ」と呼ばれるようになりました!

「猫」の由来は?

「おにぎり」「最高のベンゼマ」と比べるとマイナーかもしれませんが、「猫」と呼ばれることもあります。

これは、2011年に当時レアル・マドリードの監督であったジョゼ・モウリーニョが、

「狩りに行く時に犬ではなく猫しか飼っていなかったら、その猫を連れていかなくてはならない。わずかな獲物しか捕まえないだろうが、それでも何かは捕まえるだろう。」

と発言したことに由来します。

この発言において、「猫=ベンゼマ」「犬=イグアイン」を表しており、当時モウリーニョはベンゼマのことを猫と形容し批判していました。

しかしその後ベンゼマは長い間マドリーの9番を背負っており、レアル・マドリードの歴史に名を残すような選手となっています。

2019年にはスペイン紙「AS」の表紙で、「EL GATO ES UN LEON(猫はライオンだ)」とも書かれたことがありました。

image@dailymail

これからは「猫」よりも「ライオン」の愛称が浸透すると願いたいですね。笑

以上、ベンゼマの愛称と由来の紹介でした。

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