3/22、AS記事。
ドルトムントは現在ブンデスリーガで来季CL出場権を確保するのに苦労しており、マドリーは彼の状況を注意深く見守っている。
CL出場権が鍵
週末のケルン戦でハーランドは2ゴールを決めたものの、チームは引き分けに終わり、試合終了後には不満を露わにしていた。
Haaland didn't look happy after the full time whistle 👀 pic.twitter.com/xNz2mVrGLi
— ESPN FC (@ESPNFC) March 20, 2021
ケルン戦で勝ち点を落としたドルトムントは現在リーグ戦で5位に位置している。
CL出場権を得られるのは4位以内であり、4位のフランクフルトとは勝ち点差4。
もしドルトムントがCL出場権を得られなかった場合、それはハーランドの退団を後押しすることになると考えられる。
ハーランドは今季公式戦31試合33ゴール、リーグ戦では21試合21ゴールを記録しており、このノルウェーの若い才能が市場に出ればヨーロッパ中の熱視線を集めることになるだろう。
当初の予定は2022年までプレー
彼は当初2022年までドルトムントでプレーする予定であった。
代理人ライオラは選手が成長を続けるためにドルトムントは最適な場所であると確信し、ザルツブルクから2000万ユーロの移籍金で加入している。
そしてライオラはドルトムントCEOのヴァツケと、2022年夏にリーズナブルな価格で退団することを許可することで合意。
その価格は7500万ユーロであり、あくまでも契約条項ではなく口頭合意と伝えられている。
クラブの状況変化
それが元々のクラブと選手のアイデアであったが、その後パンデミックによって状況は変化した。
ドルトムントの収益は激減しており、ハーランドやサンチョなどのビッグプレーヤー売却の可能性を検討している。
2022年に設定された退団に関する口頭合意は今夏には何の効力も持たず、クラブは自由に価格を設定することができるだろう。
しかし選手自身の希望も重要になってくるものであり、チームがCLに出場できないとなった場合、退団を望むと思われる。
ハーランドはマドリーの最優先事項
レアル・マドリードはハーランドとの契約をクラブの最優先事項にしている。
クラブが彼を望む一方、選手自身もマドリーでのプレーを希望していると伝えられている。
さらにはライオラは自身のクライアントをマドリーに連れて行くことに熱心であり、またペレスはヴァツケとも良好な関係を築いているという。
今夏ハーランドの動向が注目される。