ドイツの新皇帝と名高いカイ・ハフェルツ!
現在レバークーゼンでプレーしているハフェルツはビッグクラブがこぞって興味を示している逸材ですが、最近ではレアル・マドリードからの関心も盛んに報じられてきています。
まず今のマドリーに必要なのが圧倒的な点取り屋!と言いたいところですが、ワールドクラスのストライカーはそう簡単には取れないですよね。。
そこで点取り屋タイプではないですが、もし取れたらハフェルツもマドリーの攻撃を改善してくれそうな選手であると個人的には思っています!
そんなハフェルツがマドリーに移籍する可能性や、もし実現した場合のマドリーでの起用法はどうなるか、考察していきます。
カイ・ハフェルツってどんな選手?
プロフィールは?
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名前:カイ・ハフェルツ(Kai Havertz)
国籍:ドイツ
生年月日:1999年6月11日
身長:189cm
ポジション:MF
所属チーム:レバークーゼン
プレースタイルは?
https://youtu.be/2-GlrlQXGi4
ハフェルツを一言で表すとフィニッシャーにもなれるプレーメーカーという印象です。
エジル2世とも呼ばれており、足元の技術や前線の選手を使うパス出しなどチャンスメイクがうまいですが、自らも裏抜けを狙ってタイミングよく飛び出したり、前線のスペースに顔を出してゴールを狙える選手。
そしてプレーメーカータイプの選手の割にはヘディングでのゴールも多く、空中戦で戦うこともできます。
積極的にエリア内に飛び込んでゴールを狙える1.5列目、2列目というのはレアル・マドリードにはいないタイプのプレーヤー。
(イスコだったりハメスだったり、レンタル中のウーデゴールだったり、足元で受けたがるプレーメーカーは一杯いるんですけどね。。)
だからこそもし戦力に加えられたら面白いかな思います。
レアル・マドリードでの起用法はどうなる?
まずはトップ下。
今シーズンホームのパリ戦などで躍動した4-4-2のトップ下イスコシステムをハフェルツに変えたイメージ。
アザール ベンゼマ ハフェルツ |
この場合イスコやレンタルからの復帰が噂されているウーデゴールなんかとポジションを争うことになりそうです。
もしくは右ウイング。
左はアザール、ヴィニシウス2人のローテが固い反面、右はアセンシオ、ベイル、ロドリゴ、バスケスと激戦区でもありますが、スタメンが定まっていない分試してみたい。
アザール ベンゼマ ハフェルツ |
またはインサイドハーフ。
クロース ハフェルツ カゼミロ |
この場合クロース、モドリッチ、バルベルデとスタメンを争うことになるため、前線よりハードルが高そう。。
現在の戦力で積極的にエリア内に顔を出す選手がおらず、特に左に流れがちなベンゼマの空けたスペースに飛び込んでくれそうなハフェルツは個人的にはより前線のほうで見てみたいところです。
クリスティアーノ・ロナウドが抜けてからの得点力不足の課題も、飛び込んでくれるタイプの選手がいたら改善されるのではと。
クロスを放り込んでもターゲットがベンゼマのみ(たまに飛び込んでくるカゼミロやラモスもいるけど)のことが多いですが、空中戦も勝負できるハフェルツならここら辺も期待できそうです。
移籍実現の可能性はどれくらい?
まず前提として考えなければいけないのが、今季シーズン中断などによる減収から補強に向けた動きはかなり鈍いようです。
そして他クラブも積極的に食指を伸ばしていることから、マドリーのハフェルツ獲得の可能性は低いと思われます。
今のところハフェルツ移籍に関する主な話題がこちら!
レバークーゼンSDは放出を容認
Goalなどでライターを務めるKevin Palmer(ケビン・パーマー)氏によると、
Bayer Leverkusen sporting director Rudi Voller confirms a deal is in place to sell Kai Havertz this summer: “We have an agreement - if it fits, he can go this summer.”
Time to get excited Chelsea fans #CFC pic.twitter.com/7qjycaEURX
— Kevin Palmer (@RealKevinPalmer) July 4, 2020
レバークーゼンのスポーツディレクターを務めるルディ・フェラー氏は、今夏クラブを去ることができるという発言をしています。
契約も2022年までの為、レバークーゼンとしては移籍金が下がる来夏よりも今夏に販売することを視野に入れていると考えられます。
ハフェルツはマドリーを希望している「アイドルはクロース」
6/16にドイツメディア「SportBuzzer」が報じたもの。
ハフェルツ本人はレアル・マドリードへの移籍を希望しているということで、SportBuzzerを引用した複数メディアではハフェルツのアイドルがクロースであると付け加えています。
SportBuzzerの信憑性は不明なので、マドリーを希望という真偽はまだわかりませんね。
ただ昨年11月スペイン紙「Marca」のインタビューでハフェルツは「トニ・クロースは素晴らしいプレーヤーです。私は彼によく似ています。」とも発言していたようで、同国の先輩への憧れは本当かもしれません。
また6/5には、比較的信頼のあるドイツ紙「ビルド」が、レアル・マドリードが8000万ユーロのオファーを出しレバークーゼン側が拒否していたという報道もあり、実際に獲得に向けた動きはあったのは事実の可能性があります。
ハフェルツに絡めてレイニエルをレバークーゼンにローン?
スペイン紙「AS」が報じているところによると、レバークーゼンはレイニエル・ジェズスに関心を示しているとのこと。
これに対しレイニエルの期限付きレンタルの可能性が噂されています。
マドリー側としてはEU圏外枠の問題から、早くスペイン国籍を取得させるべくレイニエルの国内レンタルを希望しているとの情報もありますが、もしレバークーゼンの要望に応えるとしたら、もしかしたらハフェルツの件も進展があるかもしれません。
チェルシー移籍も匂わせ?
ヴェルナーのチェルシー移籍が決まった際、Twitterでチェルシー公式にリプライされた「Announce Havertz(ハフェルツの獲得も発表して)」という投稿に対し、ハフェルツ本人が"いいね"を押したことが話題となりました。
Hmmmmmm 👀🧐 #Havertz #Chelsea pic.twitter.com/7N1XMV3Em3
— beIN SPORTS USA (@beINSPORTSUSA) June 18, 2020
その後"いいね"は取り消されているようです。
チェルシー希望なのでしょうか。真意は本人にしかわからないですね。
ということで、今のところマドリー移籍の可能性を期待できるほど信憑性のある情報は出てきていません。
そしてやはり今夏のクラブ経営状態からも、現時点ではハフェルツ獲得の可能性はかなり低いと思います。
2022年という契約期間からも、間違いなく2021年までにはステップアップする選手だと思うので今後も注目です!
※追記:2020年夏の移籍市場でチェルシーへの移籍が決定しています。
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