1/7、Marca記事。(要点翻訳)
カリム・ベンゼマがレアル・マドリードに加入した2009年夏、彼がマドリーで一時代を築くと想像できた者は多くないだろう。しかし今、ベンゼマは2009年7月9日に加入が発表された場所と同じところに立っている。
ベンゼマがマドリーに加入して以来、彼ほど多くの試合をプレーした者はいない。2009年8月29日デポルティボ戦でのデビュー以降、公式戦533試合に出場している。これは同期間のラモス491試合、マルセロ444試合を上回る記録だ。
このデータの背景には怪我による欠場が少なく、33歳となる現在まで最高の方法で自己管理ができていることによるものと言える。2015年に39日間、2017年に29日間の欠場があったものの、離脱期間が2カ月以上に達したことはない。
さらにフランス代表を離れることになり、何年もの間クラブに100%集中できていることも要因の一つだろう。
ベンゼマはこれまでマドリーで261ゴールを決めてきた。クリスティアーノが決めていた天文学的な記録438試合450ゴールと争うことは難しいが、クリスティアーノよりも僅かながら効率的だ。
クリスティアーノは450ゴール/1171シュート(決定率38.42%)に対し、ベンゼマは261ゴール/672シュート(決定率38.83%)をマーク。
またこれらの数値は、ビルドアップにも深くかかわっているベンゼマのプレーを全て説明できるものではない。彼はかつて「俺は10番の魂を持った9番だ」とも語っている。
チャンピオンズリーグ4度を含め多くのタイトルを獲得し、ベンゼマがマドリーで多くの成功を手にしていることは言うまでもない。