エデン・アザールは今季リーガで、3番目に被ファール頻度が高い選手となっています。
6/30、スペイン紙「AS」でもアザールが23分に一度ファールを受けていると、被ファールの多さが報じられました。
リーガの90分当たりの被ファール数トップ10
リーガ公式の統計データより、プレー時間、被ファール数、(関連項目として)ドリブル数を参照して90分換算しています。
※6/30時点の集計データ
選手名 | Fouled /90分 |
Fouled (回) |
Dribble /90分 |
Dribble (回) |
PlayTime (分) |
ラフィーニャ | 4.32 | 85 | 3.00 | 59 | 1771 |
フェキル | 3.95 | 99 | 3.27 | 82 | 2254 |
アザール | 3.90 | 44 | 4.16 | 47 | 1016 |
パレホ | 2.86 | 83 | 1.03 | 30 | 2615 |
アルカラス | 2.80 | 49 | 1.20 | 21 | 1577 |
エメルソン | 2.77 | 73 | 0.46 | 12 | 2370 |
久保建英 | 2.73 | 56 | 2.54 | 52 | 1843 |
M・ゴメス | 2.72 | 54 | 0.35 | 7 | 1787 |
カレリ | 2.66 | 50 | 1.01 | 19 | 1694 |
モラタ | 2.59 | 52 | 0.75 | 15 | 1805 |
(中略) | |||||
メッシ | 2.19 | 57 | 5.81 | 151 | 2340 |
ヴィニシウス | 1.82 | 23 | 3.48 | 44 | 1137 |
トップのラフィーニャ、フェキルに次ぎ、3番目の高頻度でファールを受けているアザール。
負傷離脱によりプレー時間の少なさから被ファール数は44回にとどまっているものの、90分に換算すると3.90回という高い値を記録しています。
また90分当たりのドリブル成功数4.16回は、ラフィーニャ3.00回、フェキル3.27回を上回る高い数値。
参考までに、被ファールではトップ10に入らなかったメッシですが、ドリブルでは5.81回という驚異の値を出しています。
久保建英は7位にランクイン
リーガの一流選手が名を連ねる中、久保建英も見事7位にランクイン。
90分当たり被ファール2.73回とドリブル2.54回を記録。
マジョルカでは右サイドからのドリブル突破で多くのチャンスを作っており、この順位に位置しているのも頷けます。
今年5月頃にデータサイト「Alebia Analytics」で作成されたデータにおいては、90分当たりドリブル成功5.4回でメッシと並んでいるとされていましたが、リーガ公式の集計方法(ドリブル成功の基準等)とは異なる部分があるのかもしれません。
El derbi del desequilibrio
➡️ #SevillaFC y #Betis meten 5️⃣ futbolistas en el 'top 20' de mejores regateadores de #LaLiga
➡️ Fekir (3º) y Ocampos (4º), destacados https://t.co/awslkZB9IP Vía @AlebiaAnalytics pic.twitter.com/pCNmpwkc5D
— Estadio Deportivo (@Estadio_ED) May 27, 2020
ヴィニシウスはドリブルは多いが被ファールは少ない傾向
被ファール数ではトップ10に入ってないヴィニシウス。
90分当たりの被ファール1.82回にとどまっていますが、ドリブルは3.48回となっておりラフィーニャやフェキル、久保らを上回っています。
ヴィニシウスは久保などと比べると、狭いエリアよりも左サイドの広いスペースでスピードで仕掛けていくドリブルが多く、スタイルの違いが数値に表れているようですね。