2020/6/28に開催されたリーガ第32節エスパニョール vs レアル・マドリードのマッチレポートです。
ハイライト動画
試合ハイライト
試合の舞台裏
試合データ
2020/6/28 29:00キックオフ @RCDEスタジアム | |||||
エスパニョール |
レアル・マドリード | ||||
0 |
1 | ||||
得点者 |
カゼミロ(45') | ||||
8 | シュート数 | 14 | |||
5 | 枠内シュート数 | 6 | |||
326 | パス本数 | 710 | |||
76% | パス成功率 | 88% | |||
31% | ボール支配率 | 69% |
フォーメーションと選手評価
フォーメーション | |||
選手 | ゴール アシスト MOM |
選手評価 |
|
Marca | As | ||
スターティングメンバー |
|||
クルトワ | ★★ | ★★ | |
カルバハル | ★★ | ★ | |
ヴァラン | ★★ | ★ | |
ラモス | ★★ | ★ | |
マルセロ | ★★ | ★ | |
カゼミロ | ★★★ | ★★★ | |
クロース | ★★ | ★ | |
バルベルデ | ★ | ー | |
イスコ | ★★ | ★ | |
アザール | ★ | ー | |
ベンゼマ | ★★★ | ★★★ | |
ベンチメンバー | |||
アレオラ | |||
アルトゥーベ | |||
ミリトン | |||
ミゲル | |||
ハビ・エルナンデス | |||
ハメス | |||
ロドリゴ | ★ | ★ | |
アセンシオ | |||
ベイル | |||
ブラヒム | |||
マリアーノ | |||
ヴィニシウス | ★ | ★ | |
備考 | |||
:ゴール :アシスト :イエローカード :イエローカード2枚 :レッドカード :途中交代 :途中入場 :MOM |
感想
バルサと勝ち点差2の単独首位
同勝ち点(直接対決の結果でマドリー首位)で迎えた今節。
バルセロナはアウェーでセルタに対して引き分け。
(バライードスいつもありがとう!アスパスに感謝。笑)
辛勝ながらマドリーは勝ち点差2を付け単独首位に浮上しました!
バルサの躓きにお付き合いしていたマドリーはもういません。
リーガ再開後、怒涛の5連勝でリーグ優勝が徐々に現実味を帯びてきましたね。
最下位相手とは思えぬ苦戦
勝ち点24で最下位に沈むエスパニョールは、成績不振によりこの試合直前に監督アベラルドを解任。
暫定指揮官としてスポーツディレクターだったフランシスコ・ルフェテが暫定指揮官に就きました。
(監督変わると最初数試合勝っちゃうチーム意外と多いイメージあるのでちょっと怖かった。。)
監督交代の影響もあってか、エスパニョールは前半から非常にエネルギーを使ってプレーしていた印象。
前半2分のカルバハルがブロックした決定機が決まってたら、勝敗どうなってたかわかりませんね。
What a block by Carvajal but that was basically the 1-0. Focus! #ESPRMA pic.twitter.com/rDrYeqVTw2
— M•A•J (@Ultra_Suristic) June 28, 2020
マドリーの決定機も多くなく、かなり拮抗した試合だったと思います。
余る交代枠
5つある交代枠でジダン監督が使った交代カードは2枚のみ。
63分にアザール、イスコに変えてヴィニシウス、ロドリゴを投入しています。
今シーズン怪我が多くプレー時間を調整しているアザールと、前節復帰したばかりのイスコを下げるのは妥当。
ですがそれ以降ジダンが動くことはなく。
指揮官にとって信頼に足る交代カードがないのではと感じてしまいます。
今回のスタメンと拮抗した試合状況、ジダンが投入し得ると想像されるのはモドリッチとメンディですが、あいにく二人とも警告累積で出場停止。
今回であればハメス、ミリトン、マリアーノあたりがジダンの信頼を勝ち得てローテーション、プレー時間の分散ができると良いのですが。
他にはアセンシオ、ベイル、ブラヒムは先に交代したブラジルコンビとポジションが被り、ミゲル・グティエレス、ハビ・エルナンデスは下部。
そうなるとジダンが一点差の状況で信頼を寄せて投入できる選手がいなかったのかなと。
全試合フル出場のヴァランや、それに近いカルバハル、ベンゼマの疲れが今後の過密日程において心配になってしまいます。
アキレス腱ルールはどこへ?
Hideous tackle on Carvajal ankle in a play that Modric was sent off with direct red before in a lighter version of it pic.twitter.com/ZAcwvtifIq
— Real Madrid Info (@RMadridInfo) June 28, 2020
悪質性や状況関係なく、”とにかくアキレス腱に接触したら容赦なくレッド”というルールになったという今シーズンのリーガ。
モドリッチは今シーズン開幕節セルタ戦で見事このルールに該当しレッドでした。
が、この試合カルバハルががっつりアキレス腱踏まれたにも関わらずイエロー。
アキレス腱ルールどこ行ったー!笑
開幕時より明らかに判定が緩くなってますね。この試合以外でもそんな気がします。
まあ個人的にレッドは厳しすぎるのでイエローでよいと思ってますが、、モドリッチだけ損した感。苦笑
今試合の名場面・珍場面
今回の試合の名シーンはこちらの2つ。
ベンゼマ魔法のヒールパス
🤯✨ Throwback to last Sunday when @Benzema DID A MADNESS!#RMLiga | #HalaMadrid pic.twitter.com/5zqZVtkIbr
— Real Madrid C.F. 🇬🇧🇺🇸 (@realmadriden) June 30, 2020
違う角度から。
✍🤍 @Benzema inventó la poesía, @Casemiro la recitó... pic.twitter.com/qvCXOjqEkj
— LaLiga (@LaLiga) June 30, 2020
ベンゼマのヒールおしゃれですね~。
試合後のインタビューでベンゼマは、
「そのプレーは僕にとってフットボールだ。自然とそうしたプレーが出てくるみたいな。僕にとってフットボールとはそういうものなんだ。」
「カゼミロが見えていたか?答えはノーだ。でも後ろに走りこんでくることはわかっていた」
と語っています。
そしてカゼミロは、
「カリムがやったプレーは僕にとっては普通のことだ。僕たちは彼のクオリティーは9番じゃなくて10番だと思っている。」
「素晴らしいバックヒールだった。ゴールはカリムの手柄だと思う。」
と答えています。
チームメイトとして素晴らしい関係ですね。
また、おしゃれヒールで思い出すのがこれ!
🔝⚽👟 Lo de asistir de tacón @Benzema ya lo había visto antes...#EspanyolRealMadrid#LaLigaSantander#LaLigaHistory pic.twitter.com/yIEVzOADK1
— LaLiga (@LaLiga) June 28, 2020
グティ⇒ベンゼマのヒールパス!
今回のベンゼマ⇒カゼミロのアシストと比較しても少し似ていますね。
That backheel by Benzema looked familiar 👀 pic.twitter.com/0OSLTtEnRu
— ESPN FC (@ESPNFC) June 28, 2020
エスパニョール戦後、グティ本人がこのシーンを「魔法の友達」と投稿し、ベンゼマもツイートに「ありがとう、クラック(名手)」反応してます。
Gracías crack 🔥⚔️🙌🏽 https://t.co/IzrdZMUbN7
— Karim Benzema (@Benzema) June 29, 2020
カゼミロゴラッソ未遂
カゼミーロのスーパーロングシュート・・・
😱 pic.twitter.com/41qJq5Exdo— ラ・リーガ (@LaLigaJP) June 28, 2020
狙ってますね~常に。
ディエゴ・ロペス届いちゃわなければな。笑
巨人カゼミロ
今回はカゼミロネタばかりになってしまいましたね。笑
💪➕3️⃣ ¡SEGUIMOS SUMANDO!#RMLiga | #HalaMadrid pic.twitter.com/kTWHf1AqN9
— Real Madrid C.F.⚽ (@realmadrid) June 28, 2020
ゴール直後の場面、巨大化したカゼミロ。
マドリー公式の投稿なので加工しているわけもないですが、この画像のすごい加工感というか違和感というか。。(みんなこの違和感伝わるかな?)