2021/4/6に開催されたCL準々決勝第1戦レアル・マドリード vs リヴァプールのマッチレポート。
ハイライト動画
試合ハイライト
試合の舞台裏
試合データ
| 2021/4/6 28:00キックオフ @エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノ | |||||
| レアル・マドリード |
リヴァプール | ||||
| 3 |
1 | ||||
| ヴィニシウス(27') アセンシオ(36') ヴィニシウス(65') |
得点者 |
サラー(51') | |||
| 16 | シュート数 | 7 | |||
| 7 | 枠内シュート数 | 1 | |||
| 505 | パス本数 | 606 | |||
| 82% | パス成功率 | 86% | |||
| 46% | ボール支配率 | 54% | |||
スカッド
監督:ジダン 4-3-3

今回Marca紙の評価掲載なし
| 選手 | ゴール アシスト MOM |
選手評価 |
|
| Marca | As | ||
| スターティングメンバー |
|||
| クルトワ | ★ | ||
| バスケス |
★★★ | ||
| ミリトン | ★★ | ||
| ナチョ | ★★ | ||
| メンディ | ★★ | ||
| カゼミロ | ★★ | ||
| クロース | ★★★ | ||
| モドリッチ | ★★ | ||
| アセンシオ |
★★ | ||
| ベンゼマ | ★★ | ||
| ヴィニシウス |
★★★ | ||
| ベンチメンバー | |||
| ルニン | |||
| アルトゥーベ | |||
| チュスト | |||
| マルセロ | |||
| オドリオソラ | |||
| アリーバス | |||
| バルベルデ |
★ | ||
| イスコ | |||
| ロドリゴ |
s/c | ||
| マリアーノ | |||
| 備考 | |||
雑感
ジダンの選んだ布陣
この試合に採用されたのはジダンマドリーがずっと使ってきた4-3-3の基本布陣。
個人的には今季途中から使い始めたマルセロ、バスケスをウイングバックに置く3-5-2が濃厚と考えていたので意外に感じました。
リーガの格下ではなく積極的に攻め込んでくるCLでの強者相手には有効と考えられ、アタランタ戦もはまっていたので。
また直前のエイバル戦でも3バックを採用しており、そこらへんもリヴァプールを意識してのものかと。
離脱したヴァランの穴はミリトンに置き換えるためその影響とは考えづらいですが、結局ジダンが選んだのはもっとも使慣れた布陣。
結果ウイング2人がチームを勝利に導いてくれました。
ヴィニ&アセンシオ
正直嬉しい誤算ですね。彼らがフィニッシャーとしてビッグゲームを決めるとは。
クロースの抜け出しを完璧な胸コントロールで落とし、ネットに突き刺したそのシュートはヴィニシウスのそれとは思えないです。
フィニッシュの能力が明らかな欠点である分、成長も目に見えて嬉しい限り。もちろん継続性が求められますが。
またアセンシオも4試合連続ゴールを記録中で、エイバル戦もショートカウンターにしっかりと反応し、今回もアレクサンダー・アーノルドの不用意な戻しを刈り取ってくれました。
ゴールへの意識の改善が感じられます。もちろん彼にも継続性が求められますがシーズン終盤に向けて期待が高まります。
ミリトン
彼もまた期待以上の高パフォーマンスでしょう。
シーズン開幕前であれば、ラモス、ヴァラン、カルバハル不在でリヴァプールと戦うとなれば絶望のみでしたが、バスケス、ナチョの活躍にミリトンも加わり、もはや不安はなし。
当然層の薄さは懸念ですが、DF陣のパフォーマンスは安心して見てられます。
今後長い目で彼が戦力に組み込まれるかはジダン次第ですかね。
ヴァラン復帰以降、彼の扱いがどうなるか。今回やエイバル戦のパフォーマンスを見る限り、ローテーション起用で戦力に積極的に組み入れても良いと思いますが、やはりジダンが圧倒的に信頼を置いているのはヴァラン。
そしてローテーションには消極的で可能な限り彼を酷使するスタンスでやってきました。
あくまでも彼不在時のピンチヒッターで緊急時しか使わないのであれば、ミリトンの厳しい立場は続くかもしれません。
この数試合で指揮官の評価を覆せるかは注目したいところです。
クロース
ヴィニシウスへのロングパスは圧巻。
そして一言だけ、このために大事を取って代表離脱してくれて感謝!笑
大きな山は残り2試合
ひとまずリヴァプール戦1stレグを戦勝し一安心ですが、次戦クラシコ、そしてアンフィールドに乗り込む2ndレグも待っています。
当然この2試合の結果次第では今のポジティブな論調が一瞬で吹き飛ぶわけで、気を抜かずにこの山場を乗り越えてほしいですね。
今季各選手の個人成績はコチラ↓

