【マッチレポート】ベティスvsレアル・マドリード（2020-21第3節）

2020/9/27に開催されたリーガ第3節ベティス vs レアル・マドリードのマッチレポート。

ハイライト動画

試合ハイライト

試合の舞台裏

試合データ

スカッド

監督：ジダン　4-3-1-2

選手	ゴール アシスト MOM	選手評価
		Marca	As
スターティングメンバー
クルトワ		★★	★★
カルバハル		★★	★★
ヴァラン		★★	★
ラモス	(P)	★★	★★
メンディ		★	★
カゼミロ		★	★
クロース		★	★
バルベルデ		★★	★★
ウーデゴール		★	★
ベンゼマ		★★	★★
ヨビッチ		★	ー
ベンチメンバー
ルニン
アルトゥーベ
ナチョ
オドリオソラ
モドリッチ		★★	★★
イスコ		★	★★
バスケス
ヴィニシウス
マジョラル		★	★
ロドリゴ
備考
：ゴール　：アシスト　：イエローカード　：イエローカード2枚　：レッドカード　：途中交代　：途中入場　：MOM

感想

ベンゼマのパートナー選定

今節ベンゼマとの2トップを構成するパートナーとして起用されたヨビッチ。そして途中出場のマジョラル。

ベンゼマのパートナー、そして2番手のストライカーを誰にすべきか、ジダンが2人をテストしているようにも見える試合でした。

というのも移籍市場が閉じるまで約1週間であり、2選手とも移籍の噂が伝えられている中で与えられた限られたアピールチャンス。市場閉幕まで数試合しかなく、この試合のパフォーマンスが今季どこでプレーするかを左右すると言っても過言ではない状況かもしれません。

（※一応報道の具合を見るとヨビッチは残留の方向、マジョラルのほうがローマ移籍で具体的に交渉を進めている様子です。）

ヨビッチ

ヨビッチの印象としては試合に入れておらず、空気となっている時間が長かった。

しかしながら2点目のオウンゴールは手前で潰れ役として貢献、そしてエメルソンの退場を誘発したことが試合を変えたのは言わずもがなです。胸トラップもお見事。

ベンゼマが外に流れたときにエリア内でターゲットとなる人としていてくれるのは利点ですかね。ヨビッチがいないと本当にエリア内空になったりするので、自身のシュートチャンスはほぼ無かったですが選択肢としていてくれるだけで有難かったりもします。

とは言え批判を抑え込むにはやはりゴールという数字が必要で、ジダンやサポーターを説得させるには当然足りていないと言ったところ。このパフォーマンスでレンタルで放出という噂が立ち消えることはなさそうです。

マジョラル

与えられた時間は約25分。マジョラルもまたPKを誘発するという勝利に直結する貢献を見せてくれました。

ヨビッチに比べると積極的にボールを引き出そうという動きが感じられたのが好印象。曖昧なボールを収めたりだとか個の能力でポテンシャルを感じさせるのはヨビッチですが、チームの一員として試合に入れているのはマジョラルのほうでしたかね。

もしヨビッチと比べるなら、この試合でアピールに成功したのは個人的にはマジョラルだと思います。もちろんしっかり比較するにはプレー時間が全然足りていない状況ではありますが。

4人目FWマリアーノもおり、控えのストライカーがダブついている問題がこの移籍市場で解決するのか注目どころです。

ウーデゴールとバルベルデ

最後に少し触れておきたいのがウーデゴールとバルベルデ。

ウーデゴールは膝の問題が解決していないのかまだまだソシエダ時代のパフォーマンスには程遠い印象。4-3-1-2のトップ下だと運動量の少なさと守備意識の低さがチームとして不安要素でしょうか。期待しているので膝はゆっくり治してほしいところです。

一方バルベルデのコンディションは良好。昨シーズン中断明け以降は少しパフォーマンスが落ちていましたが、しっかりと整えてきましたね。MOMの活躍あっぱれです。

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