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【マッチレポート】バルセロナvsレアル・マドリード(2020-21第7節)

2020/10/24に開催されたリーガ第7節バルセロナ vs レアル・マドリードのマッチレポート。

ハイライト動画

試合ハイライト

試合の舞台裏

 

試合データ

2020/10/24 23:00キックオフ @カンプ・ノウ
バルセロナ
レアル・マドリード

ファティ(8') 得点者
バルベルデ(5')
ラモス(63')
モドリッチ(90')
10 シュート数 15
4 枠内シュート数 9
595 パス本数 537
82% パス成功率 80%
52% ボール支配率 48%

 

スカッド

監督:ジダン 4-3-3

選手 ゴール
アシスト
MOM
選手評価
Marca As
スターティングメンバー
クルトワ ★★ ★★★
ナチョ    ★★
ヴァラン ★★
ラモス (P) ★★★
メンディ ★★
カゼミロ  ★★
クロース ★★★
バルベルデ  ★★★
アセンシオ 
ベンゼマ ★★
ヴィニシウス
ベンチメンバー 
ルニン  
ロペス
ミリトン
マルセロ
モドリッチ  ★★★
イスコ
バスケス  ★★
ヨビッチ
ロドリゴ  s/c s/c
備考
:ゴール :アシスト :イエローカード :イエローカード2枚 :レッドカード :途中交代 :途中入場 :MOM

 

感想・振り返り

ジダンマドリーの力強さ

直近でカディス戦、シャフタール戦と格下相手に2連敗で、クラシコに敗れた場合は立場が危ういとまで伝えられていたジダン。

ここ数年を振り返ればロペテギ、ソラーリとクラシコの敗戦が決定打(ソラーリはCL敗退も重なり)となっていました。もう少しさかのぼればベニテスも直後の解任ではないものの実質的にクラシコ大敗がきっかけです。

そんな過去に比べジダンマドリーは勝ち切ってくれた。昨季レバンテ戦、シティ戦と連敗で迎えてクラシコを制した時と同様。

クライシスと叫ばれながらも崩壊は免れ、ギリギリで踏みとどまれる力強さがジダンマドリーに感じられます。

リードする展開

ビハインドの時間はなく、常に同点かリードして進められたというのが非常に大きい。

今のマドリーは追っかける展開になった途端に焦りだし、連動しないハイプレスを仕掛け裏を取られるという傾向があります。

もし先制されていたならばシャフタール戦のようにボロボロと失点したような気がしてなりませんが、ビッグマッチということで強度高く先制を許さなかったのはさすが。

そういう意味では23分メッシの決定機をクルトワが止めたのが本当に大きい。リードを許さなかったという意味でただの1点以上の価値があるセーブだと思います。あのシーンは本当に試合の分岐点でした。

バルベルデ

一時期パフォーマンスが落ちた時期もありますが、昨シーズンからマドリーの原動力はバルベルデと言っても過言ではないですね。

このクラシコというビッグマッチにおいても相変わらず高い強度で貢献し、先制点まで決める活躍。

内側のレーンを飛び出していく動きは今のマドリーが求めているもので、唯一再現性をもってやってくれるのがバルベルデ。ベンゼマのパスに合わせた抜け出しと落ち着いたフィニッシュはあっぱれです。

調子が良いだけに負傷離脱は痛い。離脱期間はわかりませんが、バルベルデのエネルギーを失ったマドリーが停滞してしまわないかは懸念です。

アセンシオ

攻撃で何か違いを見せることはありませんでしたが、守備では一定の貢献を見せたと思います。

失点はアルバの抜け出しを許したアセンシオの責任でもありますが、その後は最終ラインまで下りて守備する場面もあり、アルバの位置をしっかり見て決定的な仕事をさせることはありませんでした。

バスケス覚醒

この試合最大のサプライズ。前半ナチョの負傷で本職ではない右SBで躍動しました。

対人で右サイドを抑え、危険なパスをカットし、有効な縦パスを入れ、クロースとラモスに2アシスト未遂の決定的なクロスを送る活躍。

フルマッチでプレーしこのクオリティであればMOMをあげたいところです。

カルバハル、オドリオソラに続きナチョまで負傷した状況なので、今回のパフォーマンスとまでは言いませんが今後近いものを継続できるのであれば非常に頼もしい。

 

危機的なチーム状況ながらクラシコ勝利で息を吹き返したマドリー。次節はCLグループステージのボルシアMG戦です。

 

現在までのチーム、個人成績は以下リンク記事。

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