2021/3/7に開催されたリーガ第26節アトレティコ・マドリード vs レアル・マドリードのマッチレポート。
ハイライト動画
試合ハイライト
試合の舞台裏
試合データ
2021/3/7 24:15キックオフ @ワンダ・メトロポリターノ | |||||
アトレティコ・マドリード |
レアル・マドリード | ||||
1 |
1 | ||||
スアレス(15') | 得点者 |
ベンゼマ(88') | |||
11 | シュート数 | 18 | |||
5 | 枠内シュート数 | 8 | |||
430 | パス本数 | 647 | |||
83% | パス成功率 | 88% | |||
39% | ボール支配率 | 61% |
スカッド
監督:ジダン 4-3-3
選手 | ゴール アシスト MOM |
選手評価 |
|
Marca | As | ||
スターティングメンバー |
|||
クルトワ | ★★ | ★★★ | |
バスケス | ★ | ★★ | |
ヴァラン | ★ | ー | |
ナチョ | ★ | ー | |
メンディ | ー | ★★ | |
カゼミロ | ★★★ | ★★★ | |
クロース | ★★ | ★ | |
モドリッチ | ★ | ★ | |
アセンシオ | ー | ー | |
ベンゼマ | ★★ | ★★ | |
ロドリゴ | ー | ー | |
ベンチメンバー | |||
ルニン | |||
アルトゥーベ | |||
ミリトン | |||
マルセロ | |||
オドリオソラ | |||
バルベルデ | ★ | ★★ | |
イスコ | |||
ヴィニシウス | ★ | ★★ | |
デュロ | |||
備考 | |||
:ゴール :アシスト :イエローカード :イエローカード2枚 :レッドカード :途中交代 :途中入場 :MOM |
感想・振り返り
痛み分け
お互いに勝ち点2を失う痛み分けの結果となった。バルサがしっかりと勝ち点3を積み重ねている中で、このドローは両者とも手痛い結果ではある。
しかしより勝利が求められたのは勝ち点差5で追いかけるマドリーのほう。アトレティコに詰め寄る絶好の機会を逃したのだ。しかもアトレティコは消化試合数も1試合少ない。
負けたわけではないがリーグ戦タイトルは少し遠ざかったと言える。
ただ試合内容を見ると落胆したのはアトレティコのほうであり、ポジティブな印象で終えたのはマドリーだったのかもしれない。
彼らはカラスコの決定機含め再三にわたるチャンスを逃し続けた一方、決定的なチャンスが2回しかなかったにも関わらずマドリーは土壇場で追いつくことができた。
試合を通して可能性を感じない攻撃を見ると頭が痛くなるが、ソシエダ戦に続き終盤で追いつける勝負強さは評価したいところだ。
ベンゼマ&カゼミロ
この試合をまだポジティブなものにできたのは彼らの見事な連携から生まれたゴールのおかげだ。
得点につながった場面以外にも、74分にカゼミロとベンゼマの決定機に繋がるような連携が見られた。結果としてはベンゼマが自らシュートを打ち外してしまったが、やはりカゼミロはゴール前で危険な存在になれるプレーヤーである。
本当ならばこのエリア内に積極的に入って行く動きをベンゼマ以外のアタッカー陣に期待したいところ。
この試合スタメンだったアセンシオにはそのような意識は見られず、ロドリゴにはゴール方向への意識は感じられるが仕掛けをことごとく潰されていた。
このカゼミロがアタランタ戦にいないというのは、守備だけでなく攻撃にも不安が残ってしまう。
ともあれ土壇場でドローに持ち込めたのは最悪の結果ではないので、残りエルチェ戦をいい形で終えて大一番のCLアタランタ戦に臨みたい。
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